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移動タンク貯蔵所を所有する事業所の方へ

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年10月5日更新

移動タンク貯蔵所における事故防止の徹底について

今般、愛知県一宮市内の名神高速道路で、同行中の移動タンク貯蔵所から出火し、移動貯蔵タンクの一部が破裂する火災が発生しました。

安達管内において、類似する事故を防止するため、危険物取扱者等による移送開始前の点検、運転要員の確保、必要な応急措置等について留意事項をまとめましたので、下記のことにご注意ください。

危険物移送時の注意事項

移送開始前の点検

  ⑴ 危険物の移送をする方は、移送の開始前に、車両の適切な整備、運行前点検を確実に行う。

  ⑵ 移動貯蔵タンクの底弁その他の弁、マンホール及び注入口のふた、消火器等を点検する。

運転要員の確保

  動植物油類等以外の危険物の移送をする方は、移送が長時間にわたる場合には、運転要員を2人以上確保する。

必要な応急措置等

  ⑴ 危険物の移送をするものは、移動タンク貯蔵所を休憩、故障等のため一時停止させるときは、安全な場
   所を選ぶ。

  ⑵ 危険物の移送をする方は、移動貯蔵タンクから危険物が著しく流出する等災害が発生する恐れのある場
   合には、災害を防止するため応急措置を講ずるとともに、119番通報により最寄りの消防機関に通報する。

安全運転の確保等

  運転手による無理な運転の防止や安全運転の確保等、保安に関する社内教育の充実を図る。

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