高齢者の生活実態等を踏まえた住宅防火対策について
印刷用ページを表示する 掲載日:2021年8月27日更新
住宅火災から身を守りましょう。
近年、住宅火災により命を落とした方の割合をみると、65歳以上の高齢者の方が占める割合が高くなっています。今後、より高齢化の進展が見込まれる中で、住宅火災から身を守るために一人ひとりの防火意識の高揚が重要となります。
住宅防火 いのちを守る10のポイント
総務省消防庁より「住宅防火 いのちを守る10のポイント」が掲載されました。以下の4つの習慣の見直しと、6つの対策を実施して住宅火災から身を守りましょう。
4つの習慣
1.寝たばこは絶対にしない、させない。
2.ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
3.こんろを使うときは火のそばを離れない。
4.コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
6つの対策
1.火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する。
2.火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
3.火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、防炎品を使用する。
4.火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
5.お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
6.防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。
総務省消防庁「住宅防火 いのちを守る10のポイント」<外部リンク>